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ネガティブだって認めよう

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日の暮れる時間が早くなりましたね。

今、えにしのHPにたどり着きコラムを読んでくださっている皆様に感謝します。
物凄くポジティブだったり、健康な方はそもそも鍼灸院を探すこともないだろうを前提に今回のコラムを書きます。

職場でも、学校でも、家庭でも心の問題を抱える人と接する機会ないですか?
最近はTVでも雑誌でも
うつをはじめいろいろな心の病気、精神疾患などが取り上げられるようになり
うっすらと浸透しているようですが、実際に理解され、きちんと認識されている方はかなり少ないと感じています。
げんにコラムを書いている私も、私を見つけて欲しい人に対してのメッセージと広く大勢の人に出すメッセージで葛藤をしています。

言い訳のような内容ですが、
まずHPをはじめ自分をアピールする媒体でよく
「開設者の顔、特に笑顔を載せてください。お客様は顔が見えないと不安です」と言われます。
確かにそうだと思います。そうなんです・・・けれどそれが出来ない人もいるのです。
私は写真を撮られるのに対しトラウマがあり写真を載せていません。
そんなトラウマなんてと思われる方もいらっしゃるでしょうが、どうしてもただ写真を載せるが出来ません。
いろいろな体験をして鍼灸師になった私がいます。
鍼灸師になるまでの私はずっと他人から見た私を演じ続け、それが自分を苦しめた理由の1つと気付き今もその癖と闘いながら仕事をしているので、たくさんの方に知っていただきたい気持ちも持ちつつ譲れないところは譲れるようになるまで待とうと自分に言い聞かせて、写真を載せずにいます。

仕事をする上ではポジティブな考え方、明るい性格、自己肯定感の高さなどとても大切で成功する条件でもあるでしょう。
そうであってもそうなれない人がたくさんいるから心の問題が取り上げられる、心理学や哲学などの本が多数出版されるのだと思います。
私は、心の問題にたどり着くまで身体の不調がたくさんあったお陰で実体験をお話しできるスキルを身につけてられて今思えば良かったと思っています。
どんな時どんな症状に悩まされたとか、どんなことを試したとか、何科受診してどんな検査を受けたとか、授業で習ったこと、見聞きしたこと以外にも同じ様に悩んでいる方がいたら喜んでお伝え出来ます。
こんな内容を書くと引かれる現実も理解した上で、
心が少しツラかったり、ネガティブな感情に負けそうな時を過ごしている人にメッセージが届いたらと願って書いてみました。
まずはネガティブを自分の中で受け止めてみましょう。受け止めてから少し自己肯定感を持てるようできることを探してみましょう。焦らず少しずつ少しずつ。すぐに出来なくても自分をダメって思わないで、すぐに出来なくて当たり前。簡単に変われたら誰も悩みません。
でも、開き直ったり、他人のせいにしてばかりはだめですよ。あくまでも自分との闘いです。