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考えたことありますか?『死生観』

悲しいお知らせでたくさんの人がいろいろな気持ちを感じていることでしょう。

そんな時だから考えた『死生観』
『命』 『生』 『死』
正直語るのはとても難しい問題
日本人はタブー視しがちな問題でもあり
それこそ個人的感情が最大限反映することでもあり
私個人の考え方を素直に書いてみたい気持ちもありますが
それに対しての受け取られ方が気になるので
あくまでも今感じていることとして書いてみます。

年を重ねたからか
いろいろなことが起こり『死』ということを考える出来事が多かったからか
自分の最期の時を現実的に想像するようになり『死生観』に触れることが増えました。
医療に携わる機会もあり
医療人として最低限の知識も学生時代に学び
人に触れる仕事をする中で変化する『死生観』
医療現場にいる方はそれこそ毎日『命』のやり取りを感じながら
それぞれの『死生観』を持たれるのではないでしょうか。

漠然としていて自分の最期の時なんて考えたことないよ。と感じる方もいるでしょう。
今、絶望の淵で死と隣り合わせの方
病気と戦って一生懸命に生きようとしている方
時間は同じように進んでも、すべての人が同じ世界観を感じてはいません。
必ずおとずれる最後の時。でも非現実的な自分の最期。
だからこそ違う『死生観』

産まれる時も死ぬ時も一人とは言いますが
その時に本当に一人になるのもならないのも生き方なのかな?
なんて真面目に考える私

家族や大切な人に看取られての最期は当たり前ではない現実
だからこそ生きている時に一度は真剣に考えてみることも必要なのでは
最近は「終活」も認知され、自分の最期と向き合う方もいらっしゃるし。

性格、家庭環境、今の生活・・・
いろんな要因で違うであろう『死生観』
もしこんな風にと思う最期を考えてそれを叶えるなら
生きている今、どうしたら叶えられるかに向けて
生き方を見直していくのも必要なのかもしれません。

読んでくださった方に不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
それでも書いてみたくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。