資格取得のCMを目にする機会が増える季節になると
思い出して気になるものが
それが10年位段ボールに入ったままの「ホットストーン」
自宅でアロマサロンをしていたころは施術メニューに入っていたホットストーン
お父さんのストーン・お母さんのストーン・仙骨のストーン・首のストーン・肩甲骨のストーン
手のストーン・足のストーン・チャクラのストーン・指のストーンなどなど
1つ1つに意味があり微妙に形が違い温度の持続時間も感触も違っていて
そんな石50個ほど使って施術するアメリカ式のホットストーン
最近は再ブームにもなっているようでホットストーンメニューのあるサロンが増えました。
私は、自分の興味が優先しすぎるのか、始めるタイミングが悪いのか(そもそも経営センスが無いだけ)
せっかく資格も持っていて道具もあって、それなのに使えていない物の1つになっています。
もったいないしメニューにと何度も考えます。でもでも、
実は、ホットストーンのお手入れは大変で、1人施術して直ぐに次の人に使うが出来ないのです。
スピリチュアルな働きも持つホットストーンの石は人の悪いエネルギーを吸収します。
1回使ったら1つ1つ洗って綺麗にして浄化するのがマナー(清潔にするのはもちろん)
お天気の良い日にはエネルギーチャージのために石を日にあてたりします。
お手入れをしっかりして人に触れて良い状態を保つのが一苦労
なので大変さを言い訳に押入れで眠っています。
だいぶ前のコラムでも書いていますが、
資格を持っていた方がお客様から安心してもらえると信じ、仕事にも有利と思い込んでいた私
資格取得にこだわったのは私的に自己肯定感を高めるためもあり
ほとんど東京で資格を取っているので、講座代と交通費だけでもけっこうの金額をかけました。
結局、時間とお金を使っても自己肯定感は資格がある無しではなく感じ方の問題
もともと自己肯定感のある人は資格に頼ったりしないって今はよ～く理解できてるし
お客様も資格のありなしでお店を選んでいないとも分かったし
だからこそもったいない気持ちがわいてきます。
経験したから感じられることは言え浅はかでした。まとめてもっと使える資格にすれば良かったと思っています。
資格を取って道具をすぐに買って結局使ってない。あ～もったいない！
メルカリで売ってしまおうか・・・う～ん・・・どうしよう？
手放そうかどうしようか毎年毎年気持ちが揺れます。
「温活ブーム」の今、ホットストーンを「お灸」に変化させて施術していますし
これから先、私の仕事のペースが変化して昔のようにホットストーンを使う時が来るまで
たくさんのストーン達にはゆっくり休んでいてもらおうかと今は思っています。
今よりもっとゆったり過ごしていただける環境作りが出来たら再度メニューに入れたい・・・
願いが叶うようにもっともっと努力して、体力も維持して
その頃にまた「ホットストーン」がフォーカスされる事を願いたいです。