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うつと間違われることもある『副腎疲労』

最近目にした『副腎疲労症候群』と言う言葉

まだドクターによって「そんな病気は無い」という見解もあるようなので参考として読んでください。

腎臓の上にある『副腎』から出る『コルチゾール』の分泌異常から起こり
多数の症状が出ますが、他の疾患と診断される症状が多数で、
なかなかこの『副腎疲労症候群』にたどり着けないそうです。
とくに『うつ』と診断されるような症状が多数。
【疲労感】  とにかく疲れる  何をするのも億劫
【睡眠障害】 寝つきが悪い 熟睡できない 朝早く目覚める
【気分の低下】落ち込みやすい イライラする 毎日がつまらない
【ホルモン】 生理周期の乱れ 更年期症状の悪化 性欲の減退
【免疫】   アレルギーの悪化 風邪をひきやすい 感染症になりやすい
【嗜好】   甘いもの、塩辛いものが食べたくなる

などなどいろいろな不調を感じるそうです。
中には自己免疫疾患を引き起こす可能性もあるとか

主な原因は【精神的ストレス】
対人関係・金銭・家庭・仕事・トラウマがメインになり
そこに【生活習慣】
栄養不足・食事の偏り・喫煙・毒素・薬の常用など
【肉体的ストレス】
過労・睡眠不足・アレルギーなど
この大きな原因が3つ組み合わされた時に『副腎疲労』が起こる可能性があるようです。

血液検査でコルチゾールを調べても判断が難しく、「唾液」を採取して検査します。
専門の病院も多くないらしく、調べる場合は専門の検査が出来る病院を探す必要があります。

『うつ』の原因も上記した『副腎疲労』の原因と同じようなものだし
見逃すことがあっても不思議ではありません。

1つの情報として知っていれば
辛くてドクターショッピングをしていてもなかなか納得できる結果が得られない時
『副腎疲労症候群』を考えてみることもできそうです。

(副腎の細かな働きの説明は省きました。ご了承ください)