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自分の施術を確認できないジレンマ解消に

今回の画像は私の横顔です。
都内で多店舗展開している人気店で施術を受けている写真です。
顔を公開していないのでレア画像です(笑)
一人で仕事をしていると技術のチェックが出来ないので時々自分で施術を受けに行きます。
資格を取る時もほとんど東京をメインにしてきたのですが、施術を受ける時も出来るだけ東京へ
その中でも今人気の高いサロン的な鍼灸院や施術料金の高いサロンや鍼灸院へ受けに行くようにしています。
勿論理由があって、自分が理想とする展開をしているところへ行って、お店の雰囲気をはじめ
どの様な施術をし、接遇マナーやもてなし方、しつらえ、使用しているタオル、備品などいろいろ細かく感じて
それを可能な限り大切なお客様に活かすために敢えて料金設定お高めサロンを選んでいるのです。
鍼灸えにしの現状はとても高級店には程遠いけれど、技術に関しては負けないように努力出来ますから。

ありがたいことに私のサロンは定期的に来てくださる方が多く
長くお付き合いいただいていることもあり、
マンネリ感を感じていないのだろうか?
不快な感覚を我慢していないか?
例えば、自分が施術を受けている時に「痛い」とか、「部屋の温度を変えてほしい」とか、
感じていても言えないこともあったり、気付いてもらえず我慢したりとか
そんな時、私もお客様にそんな思いをさせていないか確認し、次の日に活かすようにしています。

施術に関しても有難い事にお褒めの言葉をたくさんいただいていますが
それでも定期的に来ていただいているからこそ流れ作業的にならないように
手を抜いたりすることなど無く、その方に触れてその方が必要とする場所をキチンとケア出来ているか?
等々、いつもいつも考えています。
「こうして欲しい」などご要望をいただけたらありがたいと感じます。
改善のチャンスはなかなかいただけないものですから。
美容部員時代も含め人に触れる仕事が長いからこそ慣れが出ていないか
確認する時間は大切な時間だと思っています。
モチベーションを高めるためにも、スキルアップのためにも
何よりも美容や健康に対しとても意識を高く持っているお客様が多いからこそ
新しい技術や、話題になっている物を自分で試し
お客様からの質問や興味に応えられる準備をするのも大切な仕事と思っています。
ただ単に自分も新しいことや話題になっていることが好きというのもありますが
情報は調べれば分かるけど、見るのと体験するのでは大きな差があるし
出来るだけ正しい情報をお客様に伝えたいですから。

そんなこんなで時々自分の仕事を振り返る時間を取っています。
たいていお店は鍼を刺したまま(置鍼といいます)の時、部屋を出て一人にされるお店が多いのに対し
私の施術は60分なら60分付きっきり、90分なら90分付きっきりの施術
それが鬱陶しいと思う方にはメリットは無いかもしれません
けれど、自分だけをしっかり見て欲しい方にとってはメリットが多いと思います。
東京価格を知っている方からは、良心的な価格との評価もいただくほどお値段以上で頑張っています。
画像にある電気を流す美容鍼灸をえにしは行っていません。
それでもオリジナルの施術で変化を感じていただいています。
当たり前かもしれないけど、どんなに長いお付き合いになっても
いつも満足感を感じていただけるように、そして自分の仕事の仕方を確認するためにも
体験型の勉強を定期的に取り入れていきたいと思っています。