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やっぱりすごい!『東洋医学』 「はり」・「きゅう」も東洋医学なんですよ。

某局で「人体 神秘の巨大ネットワーク」という番組があり、
最近の研究で今まで分からなかった身体の仕組み、臓器同士にもネットワークがあることがだんだんと解ってきているようです。
その中でも『腎臓』がかなり生死に重要な役割を担う臓器との事。
そこで思ったのが、『腎』の気が寿命や健康に大きく関係していることや、臓器同士のネットワークが上手くいっていると健康でいられるということを解剖をして目で確認出来ない時代から伝えてきた『東洋医学』先人の知恵をすごい!と再確認。

分かりやすい図だったので引用させていただいたのですが、陰陽五行の図で「木火土金水(もっかどごんすい)」を「肝心脾肺腎」の臓器メインで表した図です。
鍼灸師が治療方針を決める時、漢方薬を処方する時にこの図を基本として身体の状態を考えます。
緑色の矢印で上手く循環していると健康。青の矢印は上手く巡っていない状況を表していて、はりやきゅうを使い青い矢印状況を緑の矢印に戻す治療するのが「鍼灸師」の仕事になります。
どうやって矢印を感じるかというと、脈、お腹の張り方・硬さ・色、舌の状態、皮膚の色や艶、声の大きさ、動き方、などなど細かく観察をしてその人の矢印を見極めます。

鍼灸師の仕事の話になってしまいましたが、遥か昔から身体のネットワークを大切に考え治療してきた『東洋医学』はちょっと地味だけど素敵な学問だと思います。奥が深く簡単に理解は出来ませんがそこがまた魅力です。
これからの時代、西洋医学と東洋医学が上手くコラボして、どちらにもある良いポイントが健康管理に大きく役立つ事を願いたいです。

一生懸命身体は情報発信しています。何となく不調感じていたり、疲れを感じていたら1度鍼灸にチャレンジしてみませんか?怖くありませんから(^^)v
冷えを感じる方、風邪をひきやすい方、これからの時期オススメです。