コラム・ニュース

推定患者1千万人『便秘』のガイドラインが発表されました。

『便秘』
悩んだことのない方は少ない症状。

最近、消化器内科のドクターを中心としたグループが『慢性便秘症』のガイドラインを発表しました。

一概に便秘といっても症状は様々で辛さも感覚も個人差があり問診で便秘で悩んでいる方の感じ方もいろいろです。
健康番組、健康情報で毎日排便がある人が正常と感じる様な表現が多いからか、
毎日出ない=便秘と思い込む方はとても多いです。
そんな中、今回の発表は毎日出ないと悩んでいる方には安心出来る内容で、
例えば3日に一回でもスッキリした排便で残便感がないなら便秘の診断にはならないそうです。

その他にも今大ブームになっているヨーグルトが必ずしも便秘解消法にはならないとか
繊維質も摂り過ぎが逆効果になるとか(完全な摂取不足なら効果あり)
腸マッサージ、腸もみもそれほど慢性便秘の解消につながらないとか
頑張って続けている人にはちょっと残念な内容もありました。

便秘薬を常用していることの危険性
便秘を起こす可能性がある疾患
新薬の紹介など
便秘の診察、治療に変化が出てきそうです。

何十年も悩んでいる方の多い便秘
女性は大腸がんを罹患する方も増えていることから自己診断はやはり危険。
便秘くらいで病院なんてと考えずキチンと受診をオススメします。(消化器内科・内科)
もちろん鍼灸治療も便秘解消のサポートをします。便秘や腸の働きを高めるツボがたくさんありますし
からだの巡りを改善すること、生活習慣の見直しなどを一緒に行っていきます。

年末年始は暴飲暴食や運動不足で便秘になりやすい時期。
無理をしない程度にからだを動かして便秘にならないように気を付けましょう。
便秘解消には運動が必要のようです。

下の図がブリストルスケール
汚いなんて思わないでくださいね(笑)